港区男子の見解

港区男子が個人の見解を交えて、現地から最新の情報をお届けします

港区の進化論

土曜昼、自転車で、六本木、表参道、原宿、渋谷、恵比寿を視察してきました。

 

特に表参道、原宿、渋谷は普段なら激混みゾーンですが、かなりの店が閉まっていて、人が非常に少なかったです。原宿はシャッター街状態でした。

 

今回は国から休業要請が出ており、それを理由に補助金を要求する事業者や被雇用者がたくさんいます。

 

ここで思考実験なのですが、国からの要請がなかった場合、これらの企業は店を開けるのでしょうか?

私が推奨するコロナウイルスを確実に防ぐ方法を全員が実施すれば何も問題はないのですが、そうでない場合、店に来た客が死ぬ可能性もあります。

minatoazabu.hatenablog.com

 

お客様の満足が第一でどうたらこうたら〜と社是を掲げてる企業なら、(それが建前の社是ということはみんなわかってるものの)、そんな客を危険に晒すことはできないでしょう。

また、死ぬ確率にもよると思います。店に車で来た場合でも死ぬ危険性は家にいるより上がるので、客のことを考えると店を開かないほうがいいことになりますが、実際は社会的にはそういう考えがコンセンサスになってません。今は日本全体で見るとコロナによる死亡率は低いものの、通常通りやってると爆発的に死亡率が高まる可能性が目に見えてるので、倫理的には国からの要請がなくても閉めたほうがいいのでしょう。

 

天災も含め、実社会ではこうしたこれまでの常識が通用しなくなるイベントがたまに生じます。資本主義のまあまあいいところは、こういうときに、その変化に対応して、社会のプレイヤーがその状況に応じて需要の高い生産やサービスをするように勝手に調整されるところです。

 

今回のコロナとはレベルが違う話になるかもしれませんが、産業革命、自動車の出現、IT活用による事務処理自動化など、環境の変化によってこれまでの仕事の需要がなくなって事業形態の変換を余儀なくされたことは何度もありました。

 

短期でコロナが収束する場合ならまだしも、これまでの感染症の歴史的にも長期で続く事例は確認されてるので、その場合は補償にすがるのではなく、自分で業種を変えるとか、各自が考えてなんとかしていくしかないでしょう。世界はそういう状況のときに何もしないままで生きていけるようにできてないからです。これが社会ができる前の世界だったらどうでしょうか。何もしないと餓死して死ぬだけです。社会がある今の世界でも、何もしない人が多勢になったらその人たちの面倒を見切れなくなって、どうにもならない分は死んでいくだけです。生き残るのは環境に適応した者。進化論でも説かれた基本原理です。

 

先ほど、IT活用による事務処理自動化、と書きましたが、例えば仮に、電気が発する電磁波が生活習慣病の根本原因だったという結論が今後出たらどうなるでしょうか。

生活習慣病の死者はコロナの比じゃないくらい多いでしょうから、今の論理を適用すると、世界中の人たちが電気を使わない生活を強いられることになります。別に電気がなくても人は生きていけるし、そうすることで死者がめちゃくちゃ救えるからです。電気がないことで死ぬ人もめちゃくちゃ増えるでしょうが、それは今のコロナも同じような話です。この話はややこしくなるのでやめておきましょう。

 

とにかく、環境の変化に応じていかないと、たとえこれから需要が増えていくと予想されてるIT業界とかでさえもどう転ぶかはわからないわけです。人が多く集まる街、土地が高い街を特徴としてきた港区も、資本主義、進化論に従えば環境の変化に応じて、それに相応しい形に勝手に最適化していくことでしょう。補償に足を引っ張られて変な形に留まってほしくないものです。私は以下方法の適応を推奨します。

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